3日間のセルフ断食の記録 後編

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*過去に別ブログに載せていた興味深い記事をリライトして掲載します

今回は、2011年3月20日の記事です

前回の続き、自宅で行ったセルフ断食の後編をお届けします。

オリジナルルールのもとに

今回は、オリジナルのルールを作ってセルフ断食を行いました。

お寺で行う断食合宿の場合、パソコンや携帯・機械類を一切の持ち込んではいけない決まりがあります。

ですが、家でのセルフ断食の場合、それらすべてを隠して使わないことも出来ましたが、それを使う代わりに、あるルールを作りました。

それは、家族の食事の支度をすべて自分がするとルールことです。

買い物から料理や片付けまで、一切の食べ物の口に出来ない自分がそれらを支度するという、恐ろしいほどの欲求と戦うことの引き換えに、携帯やPCなどの電子機器を使うというルールを自分で設けました。

この決まり以外は、入浴も禁じ(成田山のお寺断食では入浴できません)、起床・就寝時間はお寺と同じスケジュールにして、お寺で行われるものとなるべく同じようにして過ごしました。

慈悲の味がした重湯

そんなオリジナルルールの元に行なったセルフ断食。

今日で丸三日間、水だけの断食を終えました。

気になる感想としては、思っていたよりも大変ではありませんでした。
ただ、いつも摂っている食物というガソリンを入れない分、身体の感覚が変わり、生活のリズムも変わりはしましたが、やる前に想像していた耐えられないほどの苦痛はありませんでした。

今朝、断食明けに初めて自分の為の食事・重湯を作り、ほんの少しだけの塩を加え、口に含み、ゆっくり味わいながら食しました。

前日の準備断食の段階から数えると、約80時間ぶりの食物の味は、大げさではなく慈悲の味がしました。
これがお寺での一週間断食だったら…なおのころ素晴らしい食事体験になったことでしょう。

過去の記事で、被災地への食物の配給を救う自分なりの震災支援方法のひとつが、この断食(のちほど掲載します)と書きましたが、最終的に、得られたものは数多くありました。

欲望との向き合い方

個人的に、少し前から仏教・とりわけ日本古来の大乗仏教の考えにシンパシーを感じています。
少なくとも、この断食中の丸三日間は、殺生戒(せっしょうかい)を犯すことなく過ごすことが出来ました。

これは、自分の人生で初めての三日間となりました。

殺生戒とは、生き物を殺すことなかれという、仏教特有の戒律です。
家での生活の中で、誤って小さな生物などを踏んでしまった可能性がないとはいえませんが、それらを食してはいないので、間接的にしても生き物は殺していないはずです。

さらに、人間の三大欲求「食欲」「睡眠欲」「性欲」のうち、睡眠欲以外を完全に断ったことにより、いままで持っていた欲望・煩悩という概念に対して、いままでよりも振り切り制御のメーターを強くする感覚を得られました。

ムスリムの人たちのラマダン(断食月)でも、このような効果を得られるのでしょうか?異教徒とはいえ、興味深いところです。

これからは、ある程度の欲求に対しても我慢をするまでもなく、自然と「それらを欲していない自我が備わっている」という自覚と共に生きていけたら と思いました。

それが人間的・本来的、自然的なものかどうかは分かりませんが、いま持っている自分の考えを大事にしたいです。

またトライしてみるつもりです

また機会を得られたら、お寺での断食参籠に参加するつもりですが、今回のセルフファスティング(自己断食)を通じて、多くのものを学びました。

とりわけ、人間には毎日の食物摂取が必要不可欠という幻想とは、離れることができました。

これからも様々な心境に飛び込んでいきたいと思っています。

世の中には多種多様な断食方法があります。

その中で、自分の感覚に合ったやり方を選ぶことが大切です。

*連日続けておこなう断食は、専門の施設で行うことをお勧めします。

しっかりとした効力がある分、やり方を間違えると身体への負担・損傷も起こしかねないからです。

 

<参考にした断食関連サイトはこちら>

断食の効果

おもゆ(重湯)のレシピ/作り方:白ごはん

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1982年生まれ 群馬出身 元映像カメラマン
取材/ライター業と海外旅企画を運営中。Podcast番組の海外取材/世界一周(約90ヶ国)を終えて、高知/嶺北で半農半Xな暮らしを送る。同時に落語ナビゲーターとしても活動中。
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