田んぼの米作り6 もみすりを終えてついに待望の新米!

スポンサードリンク

秋の空のもと、伝統的なハゼ掛けで乾いてきたわが田んぼの稲たち。

前回は、その稲たちを脱穀するところまでおわりました。

今回は、お米づくりの最後の工程です。

これが終われば、ようやく待望の新米とご対面です。

 

もみすりを経て玄米に

脱穀したお米にはまだもみ殻が付いているので、機械でもみすりの作業をおこないます

これも一般生活ではあまり聞かない農業の専門用語ですね。この大きな機械を使っておこないますが、地域の農家さんに機械を使わせてもらいました。

籾摺り(もみすり)とは、もみつきの米からもみ殻を取り除いてお米を玄米にすることです。

落語が舞台の江戸時代には、まだこんな機械はありませんでした。

その当時は、土臼(つちうす)を使ってもみ殻を取りのぞいていたそうです。

 

それが昭和初期のころになると近代式のもみすり機が開発されて、少しづつ全国に普及しはじめたとのこと。

機械でやるのが当たり前になってからは、ちょっと想像もつかない作業ですね。

もみすり機械を通したあとは、こんな風に玄米のお米が出てきます。

しかし、お米の総重量から白米にするまでの過程で、大体35%くらいの量は減ってしまします。

もみつきの米から玄米にすると、25%程度が減ります(玄米の重さはもみつき米の約75%)。

もみつき米の重量を1kg100%)とすると、1kg×75%=750ℊが玄米の重さになり、

玄米から白米に精米すると、750×92%=690gになります。

なので、もみつき米玄米白米にすると、最終的に約69%程度の重量になるそうです。

 

数えてみると、合計370キロあったわが田んぼのお米たち(もみつきの状態で)。

それを三人当分して、お世話になった人たちに分けたりすると、一人当たり100キロ前後の分け前になりそうです。

 

紆余曲折あったお山のお米づくり

思い返してみると、とても時間をかけて苦労したこの高知のお山標高400mのお米

はじめに除草剤を使わないと決めたので、手で草を取っていく作業は本当に大変でした、。

移住者の仲間にも何度も助けてもらいました。

肥料も、自然の力を信じて鶏糞を少し入れた程度だったので、1反3畝の田んぼの収量としては少ないかもしれませんが、心配していた獣の被害に合うことはありませんでした(去年は鹿の被害にあった田んぼだったので電柵でガードしていました)

それでこれだけのお米が取れたのであれば、個人的には大満足です。

稲の育苗・田植え・稲刈り・ハゼ掛けなど、一年近くかけてここまでたどり着いたお米づくり。

本当にたくさんの方々のお世話になって、ここまで作り上げることができました。

そんな経緯を経て、やっと新米を食べれる瞬間がやってきました。

 

待ちに待った新米を試食!

もみすり機で玄米にして新しいお米袋に入れたら、ようやくお米の完成です。

長く保存する何袋かのお米はもみつきのままにして、その他のお米は玄米にしました。

念願の新米を手にして喜ぶ田んぼメンバーたち。

 

この玄米を精米機で自分好みの五分づきにして、

念願の新米を食すときがやってきました。

ぶわーっと湯気が立ち込めて炊き上がったお米

圧力釜で炊いたお米は、炊飯器で炊くよりもふっくらした仕上がりになります。

ふっくらと輝いてお米とのご対面。

ここまでの道のり 本当に長かった…

きになる念願のそのお味ですが…

 

 

いままで食べてきたお米の中でも、味わったことのない美味しさです!!

一から自分がたずさわってきて育てたものだと、こんなにも美味しさがちがうとは…。

たちこめる香りと芳醇さがまるでここまでちがうことに、本当におどろきました。

 

自分でつくる喜び

これから一年間の間は、自分で作ったお米を食べれる と思うと、とても幸せな気持ちになります。

途中で投げ出さずに最後までつくってきて、本当に良かったなと思います。

思えば、田舎では「耕作放棄地」と呼ばれるなにも育てていない田んぼや畑がたくさんあります。

ここ嶺北でも、たくさんの畑や田んぼがそのまま放置されているのを見てきました。

 

この田んぼも、去年まで作っていた方が「来年はもう作らないから、君たちに貸そうか?」と声をかけてくれたところからはじまりました。

こうして収穫まで終えてみると、僕たちのようなお米作りの素人でも、地域の農家の方々の知恵とご協力の元に、こうして無事にお米を作ることができました

これはある意味、田舎で暮らす上での自信に繋がったともいえます。

 

…もしこれを読んでいる人の中で、農ある暮らしに興味を持っているのであれば、一度でもなにか作物を作ってみることをお勧めします

野菜やお米作りを通じて、たくさんの心豊かなものが培われます

僕個人としては、強くそれを感じました。

 

来年はまだどうなるか分かりませんが、この一年を通じてお米を作ってみて、心から良かったと思っています。

もし何か聞きたいことがあればお答えできますので、田舎で農ある暮らし・半農半Xの実践してみてはいかがでしょうか?

それでは、また!

 

落語ナビゲーターとして活動しています

 
年間約100席の生の落語を観ている(音源は毎日)落語ナビゲーター・ミツルが、初心者目線の落語の魅力をプレゼンでお届けします!

「落語ってむずかしくないの?」「どうやって聴いたらいいの?」 そんな疑問もOK。出張(交通費のみでも可)して”落語の楽しみ方講座”をご披露します!


落語ランキング

カテゴリー別の記事はこちら

スポンサードリンク

 ☝️ 👇 ☝️ 👇 ☝️ 👇 ☝️ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)